めだかの館 館主の日記です。新種めだかを作る楽しさ、苦労、メダカで知り合った人々を紹介していきます。


by medakanoyakata
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ふと思う

幹之メダカ、愛媛県の菅さんより発見され品評会に出品。
その後めだかの館に預けて頂き、進化への交配を続けました。
過去にない体験でした。

ヒカリメダカにヒカリが入る。
それは腹の虹色細胞が背中に移動するからです。
そして尻ヒレが背中に移動し、尾びれが二枚になり四角形に。
これは地球上にない貴重な魚の体型。
私がメダカ界に入った時にはヒカリメダカが既存していました。

その後7~8年のちに普通種の背中に光が入る(=幹之めだか)が発見されました。
新種メダカを追い続ける私にとって、待ち焦がれたドリームメダカでした。
一年間幹之メダカに費やしました。
交配ナンバーは200を超えます。
そして現在、F2→F3→F4を追い続けています。

この幹之メダカ、2年間の間に驚異的な進化をとげ…
スーパー光(尾ビレから頭まで光が入る)。
体内光。
体内黄光。
色々な光の幹之が産まれてきました。

そして愛知県のT様より幹之のスーパーセットがメダカ村に。
そのセットの中には強光、スーパー光の普通種、ダルマ、ヒカリ、ヒカリダルマ。
全ての体型のそろったセットでした。

幹之の体色遺伝は今のところ確認されていません。
ただ一つ、アルビノに幹之の光が遺伝しました。(兵庫県長岡様メダカ品評会出品)

どんなにかこのメダカ文化において幹之メダカが刺激を与えてくれたか。
私にとってはドリームメダカである。
ピュアブラックヒカリダルマ「弁慶」の背中に幹之の光をと思いつつ
日々早朝一時には起床します。
夢を追い続ける自分があるから勝手に目が覚めます。

約200種と交配した幹之メダカ。毎日チェックします。
ほぼ結果はでていません。
残念の連続です。
新種メダカ作りにおいて成功とは
計り知れない努力の積み重ねにおいて一種の新種と出逢えれば最高の成功です。

そんな時です。
あるネインタ―ネット通販店において幹之メダカと酷似したメダカが販売されていました。
「メタルタイプ(普通種)」と表記された個体です。
やはり出たなと思いました。

村長はインターネットはほとんど観覧しません。
ネットは必要ありません。
ネットに惑わされたくないのです。
しかし、お客様より情報がバリバリ入ってきます。
そこにおいて初めてその情報をもとにネットを見ます。
やはり…とは思いつつ現在の日本の法律上においてとやかく言える筋合いではありません。

つい先日幹之に酷似したメダカが100円にて販売されました。
この行動においては村長の心中において富士山大爆発です。

これがまかり通ってよいのであろうか。
野放しにされてよいのであろうか。
もしこのメダカが幹之と同一品種であったとすれば
この行為は許されるのであろうか。


また明日からも日々繰り返されるメダカ文化構築において
自分のやっていることは何なのであろう。
数年かけて作ったメダカ文化がある業者により一秒で崩される。
それが現状です。

みなさんはどう思いますか?


メダカ界のスーパースター「アルビノメダカ」
私は一匹30,000円で購入しました。
そのメダカ数年後には100円メダカに。


痛い思い、悔しい思い。数々体験しました。
私たちが勧めるドリームをこんな形で崩され続けて行くことについて…


私はこれからも続けます。
いかなることがあろうと続けます。

続けましょう、作りましょう、楽しみましょう。
メダカ文化とメダカ仲間。
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by medakanoyakata | 2010-02-13 17:40